正しいピーリングで美肌をゲット!

正しいピーリングで美肌をゲット!

肌を文字通り一皮むけた状態にできるのが、酸を使って肌表面を溶かすピーリング。弱い酸を使えばダメージを与えずに、肌を美しくすることができます。何だか怖そう・・・としり込みせずに、積極的に活用してみませんか?

ピーリングの始まり

ピーリングにはレーザーピーリング、クリスタルピーリングなどもありますが、ここではセルフケアもできる、酸を使うケミカルピーリングについてご紹介します。
ケミカルピーリングの歴史は古く、1882年にはフェノール酸、サリチル酸、トリクロール酢酸などを用いてドイツの皮膚科医によって行われたものが、最初のケミカルピーリングと言われてます。
1960年にはフェノール酸を使ったピーリングが治療として認知され、ついに1994年には日本でも厚生省の認可が下り、ピーリングが大々的に知られるようになりました。

最初の頃はサロンでの施術が中心で、セルフでできるケミカルピーリングも大変高価なものでした。
現在は安価なセルフケアピーリング剤が簡単に手に入り、使われている酸は、リンゴ酸、クエン酸などのAHAや、 サリチル酸などのBHAが主流です。
BHAの方が強い酸なので、ピーリングは初めてという人はAHAが配合されている石鹸や、マッサージジェルなどを使うとよいでしょう。

ピーリングのメリットとは

健康な皮膚ならだいたい28日間を周期として、古い角質がはがれ落ち新しい角質ができるターンオーバーを繰り返しますが、加齢などで周期が乱れてしまうと古い角質が長期間肌に残り、肌トラブルが増えてきます。
ピーリングは古い角質を取り除くので、肌が活性化されてくすみなどが減り、ニキビ肌やシワが改善するというメリットがあります。メラニンの除去も助けるので、シミの改善も期待できます。
肌が柔らかくなるので、基礎化粧品の成分が浸透しやすくなるという効果も見逃せません。

ピーリングは週1~2回まで

いいことづくめのピーリングにもデメリットがあり、人によっては酸が合わずに炎症を起こしてしまうことがあります。
また、ターンオーバーを早めようと頻繁にピーリングをしすぎると肌を傷めてしまい、皮膚が薄くなって免疫力も落ち、敏感肌になってしまう場合があるので注意が必要です。
比較的弱いAHAのピーリング剤でも週1~2回程度が望ましいとされているので、回数を守って正しく行いましょう。

まとめ

ピーリングに関しては、たとえ弱いタイプでも酸は酸なので、肌の調子が悪い時に使ったり回数を守らなかったりすると、肌へのダメージが生まれます。
肌の健康のためにも、注意書きをよく読んで使いましょう。