雑誌やネットで見かけた新しいお手入れ方法を、さっそく実践してみたという人は少なくないことでしょう。でも、そのお手入れは本当に効果があるのでしょうか?思い込みで長年間違ったお手入れを続けている人もいませんか?どちらも肌にはNGです。今回はスキンケアの落とし穴にハマっていないか知るためにも、要チェックです。
ニキビを治すには徹底的に皮脂をカット?
ニキビが気になって、日に何度も洗顔してしまう人はご用心。スキンケアの知識がある人ならば、肌の皮脂を過剰に奪ってしまうようなお手入れではかえって皮脂分泌が増え、ニキビが治らないということをご存知かと思います。特に大人ニキビを良くするには皮脂を取り過ぎないよう、マイルドタイプの洗顔料に変え、洗顔後は肌にたっぷり水分を与えて角質層を潤わせましょう。
フェイスパックを長時間顔に乗せていませんか?
「明日はお出かけ、だからスペシャルケア」とシート状のフェイスパックを長時間乗せていませんか?長く乗せておけば成分が浸透するのではと思いがちですが、あまり長いとシートが乾いてしまい、今度は肌の水分を吸い取ってしまうことに。パックをする時は、既定の時間を守りましょう。
音を立ててのパッティング
化粧水や美容液を肌につける時、血行をよくしようと音がたつほど強くパッティングしていませんか?あまり強くパッティングをすると肌への刺激が強すぎて、シワなどの原因を作ってしまうことも。
手にとってから優しく手の平で押すように、肌につけていきましょう。
生のフルーツを使ったパックは危険です
生のフルーツや野菜を使ったパック、おしゃれなイメージですが、ものによっては刺激が強すぎて肌には危険。
例えば柑橘類やきゅうり、パセリなどに含まれる成分「ソラレン」は、肌につけて紫外線を浴びると色素沈着を引き起こします。シミを作らないよう、フルーツや野菜を使ったパックは避けた方が無難です。
洗顔後いきなり油分を与えてはNG
好奇心旺盛な人ほどハマってしまうのが、目新しいスキンケア。
洗顔後化粧水をつけずにいきなりクリームを塗る方法がブームになりましたが、実際は肌の水分が少ないのに油分が多すぎて、かえってニキビができてしまったというコメントも多いです。
肌に効果的な正しいスキンケアをするために、洗顔→水分補給→油分補給というステップを踏みましょう。
まとめ
今やスキンケアの最新情報も、ネット上で瞬時に世の中に出回る時代。たくさんの情報で溢れかえっていますが、ネットの情報は玉石混交です。
きちんとした裏付けのあるもの、しかるべき研究結果を踏まえたものでなければ、あまり安易に取り入れない方がよさそうです。