美肌を目指し、毎日のお手入れを欠かさない女性にとって、もっとも避けたいのが肌トラブル。ところが熱心なお手入れそのものが、肌トラブルの原因になることもあるのです。
たとえばニキビをなくそうと洗顔を熱心にして皮脂を落とし過ぎ、乾燥を招いたり。洗顔時布などで肌をこすったり、ピーリングをしょっちゅうして刺激を与え過ぎたり。
マッサージなら刺激が少ないのではと思いきや、これもひんぱん過ぎるとやはり刺激に・・・良かれと思って高価な成分がたっぷり含まれている化粧品を使うことも、濃度が高い基礎化粧品を重ね塗りすることになり、知らず知らず肌が疲れてしまっている場合も少なくないのです。
こうした肌への負担が続くと、肌の新陳代謝は乱れてしまいます。結果としてちょっとしたことでヒリヒリしたり、赤みを帯びるなどの肌トラブルが起こるように。新陳代謝の乱れで皮膚の角質層が薄くなってしまう人もいるのですが、そうなると肌には妙につるつるとした手触りが感じられるようになるのです。
お手入れのし過ぎによる肌トラブルを改善するには、どうしたらよいのでしょうか?それにはお手入れ好きさんにはちょっと我慢が必要で、まずは短くても1ヶ月は、お手入れをシンプルに変更すべき。洗顔後は肌がつっぱるぐらいがすっきりして気持ちよいと思っても、とにかく洗い過ぎないように、そして刺激を避けるため手のみで洗顔しましょう。その後つけるものは、化粧水と保湿化粧品程度に留めます。
保湿化粧品は添加物が少なく、刺激が少ないタイプのクリームだけでも十分です。
お手入れしているのになぜかトラブルが多いと感じている人は、ぜひお手入れのし過ぎを疑ってみましょう。
記事まとめ
セルフケアが大好きな人にとって、肌のお手入れタイムは一日の疲れをリセットする、至福の時かもしれません。それでも長期的に見て、肌にとって良いことを選択すべき。
シンプルなお手入れに変えて、肌本来の力を取り戻しましょう。