ウォーキングで肌の調子を整えよう!

ウォーキングで肌の調子を整えよう!

体に良いと言われるウォーキング、なんと肌の調子まで良くなるというメリットが。効果的なやり方や、結果を出すポイントをご紹介します。

ウォーキングってどんな運動?

ウォーキングは、ランニングやジョギングと違って走らないスポーツです。走る運動とどう動きが違うかというと、ウォーキングは左右のどちらかの足がいつも地面についていて、ランニングのように宙に浮く状態がないのが特徴。あまりゼイゼイすることはなく、運動に慣れていない人でも始めることができるので、ハードルの低さも魅力と言えるでしょう。

ウォーキングのメリットをランニングと比べると

マラソンブームの影響で、ランニングをする人が増えています。走る行為はカロリーを消費して痩せることができるので、一見すると体にいいのですが、足の裏にかかる荷重はかなりのもの。よく走る人は「足底筋膜炎」でかかとや土踏まずが痛めてしまったり、がんばり過ぎて足首や膝を悪くしてしまったりします。その点ウォーキングは老若男女問わずでき、マラソンやランニングよりもはじめるハードルが低く、体に負担がかかりにくいのが魅力です。

ウォーキングが肌にも良いわけ

ウォーキングはポイントを守って行えば、そこそこの運動量になります。運動を行うと新陳代謝が良くなり、肌のターンオーバーを促して、健康な見た目を作る効果があります。運動全般に言えることですが成長ホルモンの分泌が促進されるので、体や肌が紫外線などのダメージからの回復が早くなります。
つまり肌に不具合があれば、より早く治るというわけです。そして、滞りやすいリンパ液の流れも運動することで良くなるため、デトックスにも効果が。血流が良くなるので肌の血色もよくなり、くすみが改善されるのも大きなメリットです。

メンタルに及ぼす作用も見逃せない

嫌なこと、気にかかることがあると、よくニキビができてしまいませんか?精神状態がよくないと肌荒れにもつながります。適度な運動はストレス解消にも効果バツグン。
厳しい運動は時として負担になってしまいますが、適度な運動ならメンタルにも良いのです。よく仕事などで煮詰まった時に気分転換に歩き回る人は、歩くことで脳が活性化していると脳科学でも実証されています。
また、気分が塞ぎがちな人はセロトニンという神経伝達物質が不足していますが、午前中の日光を浴びて軽いリズミカルな運動をすると改善することがあります。午前中のウォーキングならセロトニンを増やすのにぴったりなので、鬱々とした気分を感じたらぜひ実行してみてはいかがでしょうか。

ウォーキングで守るべきポイント

ウォーキングの効果を増大させたいなら、なるべく大股で歩いてみましょう。普段より筋肉を大きく動かすので発汗量も増え、より代謝アップが望めます。ウォーキングのペースですが、10分間で1km程度は歩きたいもの。不動産案内でよく見かける、徒歩1分が80mという人間の通常歩行スピードと比べると、やや早いのが解るかと思います。注意したいのは、心臓に過度に負担がかかるのはウォーキングとしては運動強度(運動による体への負荷)が強すぎるので、1分間の心拍数が最大心拍数(220-年齢)の6割になるよう歩きましょう。例えば30歳の人なら最大心拍数は190となり、その6割である114程度の心拍数が保てる程度の運動強度がお勧めです。

記事まとめ

ウォーキングは有酸素運動なので、あくまで呼吸は自然に。そして、かける時間は長時間歩けば効果が上がわけではなく、20分程度で良いと言われています。ただし大股、スピードアップを心がけて、散歩ではなく運動として行う意識を高めるとよいでしょう。都合の良い時間に短時間で気軽に行えるので、忙しい人にも向いているウォーキング。美肌を目指して、あなたも始めてみませんか?